2018’s Best Songs
年間ベストをブログに書こうと思い立ったまでは良いんですが、下半期なにかと忙しく何十枚も選べるほど聴けてないのですぐに挫折してしまいました。というわけで、代わりに今年聴いた中で個人的に気に入った、あるいはよく聴いた曲を50ほどピックアップしました(リンク貼り倒したのでかなり重いです)。基本的に今年リリース曲からですが、去年の曲でも収録アルバムが2018年であれば対象としています。では順不同で思いついたものから。なお、語彙が終わっているため「良すぎる」「好きすぎる」などの曖昧なコメントが散見されますがご容赦ください。
Bella Boo - LA Confidential
ストックホルムのStudio Barnhusから。
A.A.L. (Against All Logic) - Know You
Jolge Santanaサンプリング。
Field Works, Eluvium - They Coat the Land in Names
作曲、録音もこなすStuart Hyattのフィールド・レコーディングを軸に様々なアーティストがコラボ。アルバムは6枚にも及び、本作『Born in the Ear』にはThe Album Leaf、Loscil、Juana Molinaらが参加。アルバム単位でいうと『The National Road』を良く聴いた。
Pinegrove - Darkness
なんだかんだ好きなバンド。サラッとSublimeを引用したりするところもセンスが良い。
Angelo De Augustine - Time
Moses Sumney & Sufjan Stevens - Make Out in My Car (Sufjan Version)
最早Sufjanのオリジナルにすら思えてくる。実は『君の名前で僕を呼んで』を観てからブーム再燃してた。
ROSALÍA - MALAMENTE (Cap.1: Augurio)
Noname - Self
アルバムで比べると一昨年のが好きだけど、このソウルフルなオープニングトラックは怒りに満ちているのに繊細な響きがある。カニエのこともやんわり言及しながら半笑いで軽やかにラップする感じがかっこいい 。
Laraaji - Enthusiasm (Dexter Story Remix)
Laraajiはいろいろリリースされてたけど、とりわけこのリミックス集をよく聴いた。
Giraffes? Giraffes! - At the Turf Field Behind My Parents' House
本日休演 - アイラブユー
もちろん曲自体も良いけれど、歌詞だけでもバンドのあれこれを考えると凄く思えてしまう。 "過去も未来も遠すぎて 君はどこにもいない"
折坂悠太 - みーちゃん
Will DiMaggio - All Good (Jazz Mix)
1:10くらいからの展開が良すぎる。
Sam Gendel & Sam Wilkes - Greetings to Idris
Prefuse 73 - Basinskitarian
Galcher Lustwerk - Template
ソリッドでエキゾチック。実際これは今年と言っていいのか分からないけど......
Daniel Avery - Quick Eternity (Four Tet Remix)
Four TetのRemixにハズレがない。
Marie Davidson - Work It
Michael Beharie and Teddy Rankin-Parker - So Much Trash
Laurel Halo繋がりで知った実験音楽。
東京塩麹 - sokohaka v
今年のフジロックでちらっとだけ(Peggy Gouと被ってた)観た藝大生。Steve Reichが褒めたらしい。でも全体的には去年のアルバムの方が好みだったかな。
Djrum - Waters Rising
Grimes - We Appreciate Power
Grimesの考えるモランボン楽団(本人談)。
James Blake - If The Car Besides You Moves Ahead
鬱屈感が丁度良い。なぜかSpotifyで今年いちばん再生したことになっていた。CMYK原理主義者なので、こういう音像、というかボーカルの処理をされると堪らない。
DJ Koze - Music on My Teeth
上記のWill DiMaggioもそうだけど、ごりごりのハウス、テクノよりかはこういう有機的な音を融合させたのが好み。
青葉市子 - 月の丘
Struggle for Pride - YOU MAY BE RIGHT feat.KAHIMI KARIE,大野大輔,BBH
Billy Joelのカバー。最初はそのことに全く気付かず。
Mick Jenkins - Understood
BADBADNOTGOODとKAYTRANADAによるチル・トラック。
MOURN - Fun At The Geysers
間欠泉ではしゃぐならこうありたい。DIYロードムービー。今年のベストMV枠。
MGMT - When You Die
Ariel Pink(とConnan Moccasin)参加曲。彼らの楽曲の中でいちばん好きかもしれない(のにフジロックでは観れなかった)。ラストの"I heard you first time"の歌い方とか最高。
Khruangbin - Friday Morning
前作含め今年かなりハマったバンド。MVはCómo Te Quieroのほうが好き。
Raveena - Honey
Hop Along - Prior Things
今年のベスト・トラック。人生ことごとく駄目になってしまったけど、一応努力しようとはしてましたけど?とシャブやりながら言い訳する曲。
Dos Monos - Clean Ya Nerves (Cleopatra)
このレーベルらしいなあ~~となる。
高円寺百景 - Levhorm
Otis Sandsjö - YUNG
好きなジャズ① ヘルシンキから。
MABUTA - Welcome to This World
好きなジャズ② ヨハネスブルクから。Shabaka参加曲も良し。
JPEGMAFIA - Baby I'm Bleeding
『モリッシーがくたばるのが待ちきれない』という曲がザ・スミスのファンに見つかってプチ炎上しかけたJPEGMAFIA。重低音とキレが半端じゃない。収録アルバム『Veteran』は今年の1位といっても過言ではないくらい聴いた。ちなみにイントロの元ネタはこれ。
Anenon - Two for C
たしか坂本龍一のリワークで知った。サックスとシンセが絶妙にマッチしてる。
공중도둑 - 쇠사슬
Jimothy Lacoste - Subway System
ロンドンの次世代DIYインディポップスター。
Hen Ogledd - Sky Burial
Dominoから出てる割にあんまり注目されてないような。アルバムも後半から好き放題やりだす。
Ty Segall - Every 1's A Winner (Hot Chocolate Cover)
Frank Ocean - Moon River
Ex-Terrestrial - Portal Vision (Kali)
なんだかんだディープハウスが好きなんだと実感する。他に好きな曲があったけど探したら消えていた。
Szun Waves - Constellation
電子ジャズ。開始2秒で完全に掴まれた。
The Coup - Whatthegirlmuthafuckinwannadoo (feat. Janelle Monae)
そういや配給どうなったんだ。
Nicholas Britell - Agape
『マネー・ショート』『ムーンライト』の劇伴で知られる、個人的に好きな作曲家。正直映画自体は好みでないことが多いけど、曲単体で十二分に良い。
Colin Stetson - Reborn
ラストに流れた曲。サキソフォン・ドローン。いろんな楽器をシンセに聞こえるよう鳴らしてるとか。
Jonny Greenwood - House of Woodcock
映画で流れたときは何となくドビュッシーっぽいと思ったけど、こういうのを"Bill (Evans) Piano"と呼ぶのだとか。